障がいのある人もない人も一緒に試合ができる野球場 ユニバーサル野球、ニューヨークでの初開催決定! 2024年4月21日(日) 於: West Harrison Senior Center、West Harrison New York
2024年01月15日
首都圏の私鉄各社の鉄道車両整備と点検を行う堀江車輌電装株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:堀江泰、 03-5213-4728)は、2024年4月21日(日)に米国・ニューヨーク・ハリソンのリクリエーション・センターにて、障がいのある人もない人も平等に戦うことのできる、野球競技「ユニバーサル野球」を開催することを決定しました。海外での開催は初めてとなります。ユニバーサル野球は堀江車輌電装株式会社が2019年に独自開発したものです。教育機関や各種施設での教育プログラムの一つとして、ユニバーサル野球場の活用を提案しており、「人から応援される喜び」と「人を応援する大切さ」を学ぶ学校授業として、日本各地で開催を続けています。
例:北海道・札幌での授業風景の動画リンク
https://www.youtube.com/watch?v=rSo-a196ugk
障がいのある人もない人も一緒に楽しめるようになっています。
今回の開催は、「Apple Time スペシャルニーズを持つ子ども達と家族の会」の皆様を対象に開催します。2020年にApple TimeのFacebookページにてユニバーサル野球が「明るいニュース」としてシェアされ、堀江車輌電装株式会社が御礼のメッセージを送ったことから始まった交流が、コロナ禍を経て2024年に満を辞して今回のユニバーサル野球のニューヨーク開催に繋がりました。
堀江車輌電装株式会社はこのイベントを通じて、ユニバーサル野球が、国境を越え、世界の人々にも知ってもらえる機会となることを嬉しく思うとともに、 「人から応援される喜び」と「人を応援する大切さ」を学べる教育プログラムとして世界で活用されることを期待しています。
【概要】
期日: 2024年4月21日(日)
開始時間: 13:00~(予定)
会場: West Harrison Senior Center, West Harrison, New York
251 Underhill Ave West Harrison NY 10604
主催: 堀江車輌電装株式会社
共催: Apple Time Family Inc. (NPO)
参加者: Apple Time スペシャルニーズを持つ子ども達と家族の会
独自開発の新しい野球競技です。
⚾️ユニバーサル野球のしくみ
一般的な野球場(120m)の約20分の1の大きさで、例えば車いすのままでもバッターボックスに立てます。約2秒で1周する回転台を活用したボール台と直径約10cmのボール、少しの力で誰でもスイングできるバッティング方法など、独自のアイディアと技術で構成されています。
●ユニバーサル野球ストーリー (公式 https://universalbaseball.world/ から抜粋)
2017年、特別支援学校小学部に通う野球好きの少年との出会いが、ユニバーサル野球を作ろうと思ったきっかけでした。
堀江車輌電装株式会社 障がい者支援事業部 スポーツ推進課(現・未来創造事業部)は、車いすテニス体験教室など、様々なスポーツを通して、障がい理解を促す場を提供しています。
「誰でも参加できる、みんなが一緒に遊べる野球を作ってみよう。」そんな思いから、試行錯誤の末、体を1㎝動かすことができればスイングできるバットを試作。特別支援学校の子どもたちに試してもらいながら改良を重ね、ボールは投げずに、ホームベースに置いたターンテーブルで回してそれを打つ仕組みにしました。
開発に参加した子どもたちから「野球がやりたい!」「野球大好き」というビデオレターをもらい、彼らに実際の野球を少しでも感じてもらうために20分の1の野球場を作りはじめました。
2019年、試作の野球盤を作り、特別支援学校の子どもたちと試合を開催。ウグイス嬢が選手の名前を呼びバッターボックスへ入る。スタンドからは応援ソングとともに「かっとばせー」の声援!生まれて初めて野球を体験した彼らの笑顔は参加者の心に残りました。
以来、大会開催やコロナ禍を経て、現在では、教育機関や各種施設での教育プログラムの一つとして、ユニバーサル野球場が活用されており、「人から応援される喜び」と「人を応援する大切さ」を学ぶことをテーマに、全国の通常学校・特別支援学級・通級・特別支援学校の交流、道徳、体育、総合など、様々な授業科目で実施されています。
直近の開催例:
“巨大野球盤” 障がい者でも楽しめる「ユニバーサル野球」が青森県内で初開催 むつ市 https://universalbaseball.world/media/2602/
大きな野球盤使う「ユニバーサル野球」北広島の小学生が体験
https://universalbaseball.world/media/2306/
●堀江車輌電装株式会社の障がい者支援事業開始の背景について
堀江車輌電装株式会社は、首都圏の私鉄各社の鉄道車両整備や改造、点検を行う会社として、昭和43年に創業しました。鉄道車両整備業は、お客様に安全・快適に乗車していただくための車両整備と常に新しい技術を取り入れ車両のリニューアルを行う車両改造事業を主軸としています。
「柔軟な発想と行動力で広く深く社会に貢献する」を掲げ、鉄道車両整備に関わる事業展開を基軸とする一方で、時代の変化に柔軟に対応し、本当に必要とされる会社となるための事業の在り方を行動力をもって追求していくことを標榜しています。その一つが、障がい者の雇用に関する課題を解決することです。
2013年に知的障がいがあるサッカー選手との出会いがありました。日本代表選手に選ばれるほど技術が高い選手でも、働ける場所が限られていました。彼らの良さを生かせる職場があるのに、その職場と彼らを結ぶ接点がありませんでした。そのことから、最初に行ったのは、働きたいのに働く場所がない彼らのことを広く知らせることです。日本知的障がい者サッカー連盟のウェブサイトの制作や広報活動のサポートを開始しました。そしてさらに、障がいのある方の雇用の問題を具体的に解決するために障がい者支援事業を立ち上げました。現在、障がい者への総合支援(就労・生活・余暇)は、社会で生活していくことを強く願う障がい者と障がい者の支援を実施する支援者と、障がい者を積極的に雇用しようとする企業の3者を結ぶ事業として、「トライアングル」という名称で展開しています(トライアングルのウェブサイトURL http://h-tryangle.jp/ )。
スポーツは、参加することでルールや協調性を学ぶことができます。障がい者を含む全ての参加者が、その場所で共に経験したり、成長したりする環境をつくることができます。堀江車輌電装株式会社のスポーツに関する主な取り組みは次のとおりです。
・健常者と障がい者がともにプレーする唯一の社会人フットサルチーム「FC Tryangle Tokyo(エフシートライアングルトウキョウ)」運営
・スポーツ教室の企画・運営:各種競技のパラリンピック選手を招聘し、プロの指導にこだわった車いすテニス教室等を随時開催
障がい者支援事業部の取り組みの一つとしてスタートしたユニバーサル野球ですが、現在は未来創造事業部として展開しています。
【会社概要】
堀江車輌電装株式会社 ウェブサイト http://horie-sharyo.co.jp/
■本社
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-3-2 大橋ビル5階
電話 03-5213-4728 ファックス 03-5213-4729
■日高作業所
〒350-1253 埼玉県日高市台462-1 西武鉄道株式会社 武蔵丘車両検修場内
■横浜作業所
〒227-8540 神奈川県横浜市青葉区恩田町704東急テクノシステム株式会社 長津田工場内
設立:1968年6月18日 資本金: 1,000万円 代表取締役: 堀江泰
ウェブサイト http://horie-sharyo.co.jp
事業概要 鉄道車両の整備・改造・点検、労働者派遣事業、有料職業紹介事業、ビルメンテナンス事業
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【本リリースに関するお問合せ先】 堀江車輌電装広報事務局:荻野・田熊
広報事務局(アルゴ内)TEL:03-3798-2172/090-4167-8181 FAX:03-5533-8801 Mail:horiesharyo@argo-ms.com